非常用電源設備とは 非常用電源設備とは、常用電源である一般商用電源が地震や津波、雷など何らかの災害で停電してしまったときに、消防用設備などが正常に作動できるように設置する電源です。 非常電源、予備電源として停電等の非常時のみ運転され、防災設備、保安設備に電気を供給するものです。
直流電源装置設備 直流電源装置は交流を直流に変換し使用する装置で、様々な装置に使用されております。 交通機関の制御システムや病院、ビルの非常照明設備など、万が一の停電も許されない重要な設備や施設において停電時のバックアップ電源として使用されています。
無停電電源設備 無停電電源設備とは、停電や瞬低(瞬時電圧低下)・瞬停(瞬時停電)などによって電力供給されなくなった場合にも、停電を検出するとバッテリーを用いて電源を生成し、設備や施設に電力を供給し続ける電源設備のことをいいます。
非常用電源設備には点検が必要! 非常用電源装置は、スプリンクラーや屋内消火栓設備などと同じように、定期に点検し管轄の消防署等へ報告することが消防法で義務付けられています。非常電源装置の点検は6ヶ月に1度必要です。非常電源装置は非常時に消防設備が正常に稼働するために必要で、人命を守るものです。必ず点検をするようにしましょう。